リコー 体質改造の深化など4変革 18次中計、来年5月にも発表

摘要

リコーの三浦善司社長は、次期中期計画となる第18次中期経営計画に向けての事業の方向性を明らかにした。第17次中計の最終年度となる13年度で、売上高2兆1300億円、営業利益1400億円など連結べースの経営目標を掲げている。三浦社長は「まず13年度で連結主要指標の達成を図る」とともに、来年5月をメドに正式発表する18次中計では「リコーグループの中期的発展を確実にするための3年間とし、18次中計の早い時期にROE(株主資本利益率)の最高値を更新する」と強調する。